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龍馬伝の旅

 7月3日保護者の方にも多数ご参加いただき、朝9時に、岡山からバスで(両備バス)高知に向かいました。高知に着くまで『坂本龍馬の生涯(上川隆也ナレーション)』というDVDを視聴しました(ちょっと内容が難しかったかもしれませんが)。

 昼前には高知に到着し、昼食をひろめ市場とその周辺でとりました。 ひろめ市場は、人気の市場ということもあり、混雑が予想されたのですが、十分席も空いていて、自分の好きなものを、好きな店で買ってきて、持ち寄って食べることができました。 土佐の食べ物と言えば、鰹のたたき。せっかく来たのだからと、鰹を目の前で、わら焼きする「鰹のたたき」に舌鼓を打ったり(土佐で一般的な食べ方、塩をつけ、臭くなってもいいからとにんにくを添えて食べた人が多かった) 、 その他、寿司、名物の鶏のから

揚げ、オムライスなど、高知ならではの料理を堪能しました。 ひろめ市場の近くにあるけんぴ屋さんが、高知発祥の芋けんぴを「皆さんで食べてください」とサービスでくれたので、移動のバスで、分けて食べました。

 食事の後、龍馬の生まれたまち記念館に行きました。記念館事務 長の山本さんが、出迎えてくださり、館内ではボランティアガイドの森本さんと松本さんに、  龍馬が誕生し、脱藩するまでの成長過程やエピソード、家族ゆかりの人々や当時の土佐藩、生まれたまち・様子等を、展示を見ながら、詳細に教えていただきました(皆さん「龍馬さん」と「さん」付けで呼んでいました)。

 次に行った山の上にある高知県立坂本龍馬記念館では、各自、 本日のレポートを片手に、見学してまわりました。ここには、坂本龍馬の手紙が多数展示されてあり、その功績や人柄などがわかるようになっていました。他にも様々な資料があり、 暗殺された近江屋が再現されていたり、龍馬も見たであろう太平洋が一望できる海窓があったりと、龍馬がより理解できるようになっていましたが、雨が激しくなってきて、屋上に出て海を見た人は少なかったようです。

 坂本龍馬記念館からバスで、山の下まで移動し、せっかく来たのだからと、参加者の多くは傘をさして、 坂本龍馬像のところまで、歩いていきました。中には、NHK大河ドラマで福山雅治が走っている?桂浜を見に行く人もいました。

 あいにくの雨でしたが、何はともあれ、貴重な時間が過ごせた1日だったと思います。

 生徒の感想を一部紹介します。

「龍馬はユーモアがある人だと、いろいろな人の話を聞いたりしていたので、人に好かれる人だったんだと思いました。龍馬が暗殺されていなかったら、今の歴史は変わっていたのかもしれないと思いました」

 

「坂本龍馬という人物がいなければ今の日本の歴史や政治などが成り立っていなかったと思うと龍馬とその周りの人々がとても偉大な人物だと感じました。今の世の中でも、そんな志をもった人たちに日本を動かしていってもらえたら、日本はよりよく発展する気がします」

 

「龍馬は幼い頃は泣き虫の子供だったけれど、大人になるにつれ自分が日本を変えるという大きな信念を持つようになっていく姿がおもしろかったです」

 

「歴史は好きだけど、今まで坂本龍馬には興味がなかった。坂本龍馬がいなくて、江戸時代がずっと続いていたらどうなっていたかの方が気になる。でも、国を変えることはすごいと思った」

 

「自分の憶えていた知識と今日の体験で、坂本龍馬という人物が少し見えたかもしれません。龍馬とお龍さんはお互い理解者だったのではないだろうかと思いました。乙女さんは龍馬を家族で一番心配していたから手紙を多く書いたのではないかと思いました。坂本龍馬はただ一生懸命自分にできることをやったのだと思いました。その生き方やあり方はなかなかできることではありません。個人的には功績よりそちらの方が尊敬できると思いました」

 

「個人では、こういう場所に行ったりしないだろうからこういう機会があって本当に良かったと思う」

 

「いろいろな場所を巡り龍馬について知ることができた。33歳という若さで生涯を終えた龍馬が生きていたら、その後の日本の歴史が変わっていたかもしれない」

 

「歴史の教科書には坂本龍馬はほんの1行しか書かれてないのに、龍馬がどうしてこんなに人気があるのか、少しわかったような気がします」

 

「龍馬の残した気持ちを胸に、日本を少しでもよくできる人に会いたいです」

 

「名前は知っていましたが、どんなことをした人なのか全く知りませんでした。晴れているときに桂浜を見たかったのですが、雨が降っていて残念でした。でも見られたのでよかったです。ひろめ市場で少し並んで鰹のたたきを食べました。にんにく臭くなりましたが、すごくおいしかったです」「坂本龍馬や土佐藩についてよくわかりました。これからも「大河ドラマ『龍馬伝』を見たりして、坂本龍馬について知っていきたいです」

 

「日本史の中で幕末は外すことのできない重要な時代だけに再認識と新たな知識を勉強できて良かった」

 

「私は特に乙女姉やんとの関係が好きです。龍馬がちょくちょく手紙を送っていたようですが、新婚旅行についてつづった手紙なんかはすごくほほえましいと思いました。今まで坂本龍馬についてあまり興味はなかったんですが、持つきっかけになりそうです。まず龍馬伝を毎回見ることから始めたいです」等々