What's New

What's New

体験学習 記事

広島お好み焼きとマツダミュージアム

11月13日、広島に行ってきました。

今回は、広島のお好み焼き手作り体験と自動車のマツダ見学です。

どちらも、原爆投下後の広島復興と発展を支えた、広島を代表するものです。

朝、8時半に、岡山駅西口を、下電観光バスの大型貸切バスで出発しました。

11時に、広島焼きを体験する「サンフーズ株式会社」に着きました。

この会社は、広島のお好み村の「ミツワお好みソース」など、お好み焼きのソースを製造・販売している会社です。

    始めに、社長直々に、お好み焼き、ソースの説明をしてもらえました。

    いよいよ、お好み焼きの体験です。

    ヘアーキャップ、エプロンをし、手をよく洗います。

    手作り体験の厨房は広く、32名の生徒が、グループに分かれて行いました。

    各テーブルには、プロのスタッフの方がいて、丁寧に教えてもらいました。

     

    まず、生地を丸く薄く広げます。
    ここに、キャベツやもやしなど野菜を乗せていきます。
    天かすやかつおの粉なども振りかけます。

    ここに、豚肉を乗せるのですが、
    その時に、上から生地をジグザグにかけるのがポイントだそうです。

     

    中華めんをほぐし、ラードやソースで炒めます。
    皮が焼けたら、裏返し、中華めんの上に乗せ、ヘラで押さえます。
    卵を割り、ヘラで延ばしたところへ、先ほどから焼いている生地を乗せます。

    卵のある面を上にし、ソースをかけます。青のりなども。
    このようにして、広島風お好み焼きが完成です。

    各自作ったお好み焼きは、昼食としておいしく食べました。

    この会社で作っている、いろいろなお好みソースを試すこともできました。

     

    マヨネーズが無くても、おいしいのが、ミツワソースだそうです。

    おいしかった!

     

    お土産で、ミツワお好みソースを一本ずつもらいました。

    生徒の感想

     

    「初めて、広島のお好み焼きを作りました。生地と具材を混ぜずに作るので、普段作るお好み焼きと比べて、手間がかかりましたが、きれいにできたし、おいしかったです」

     

    「広島にこんなお好み焼きの工場があるとは思いませんでした。『ミツワソース』という名前は初めて聞いたので、少しどんなんだろうと思いましたが、ソースの味がおししくて、種類も多かったので、気に入りました。なので、今度から、店で見つけたら、買うようにしてみようかなと思いました」

     

    「お好み焼きを作ってみて、最初は簡単なんじゃないかと思っていましたが、いざ作ってみると、生地が崩れたりと、難しかったです」

     

    「お好み焼きは、今まで関西風しか作ったことがなかったけれど、広島風のお好み焼きを作って食べたことが、とても印象に残りました」

     

    「いろいろな具材を混ぜずに重ねて作るのに驚きました。ソースもいろいろな種類があったので、たくさんの味を楽しむことができました」

     

    「おいしいソースと自分で焼いたお好み焼きの美味しさにびっくりしながらも、友人の残したのも含めて2枚も食べてしまいました」

     

    「広島焼きをいつもは食べないので新鮮でした。とてもボリュームがあって食べごたえがありました。料理を日常的にしない僕でも、あれだけ美味しく作れる手軽さは天才的です。お好み焼きの美味しさの半分はソースで成り立っているというが、そのソースも未だに色んな味が開発されていて、とても可能性を感じました」

     

    「広島にこんなにおいしいソースの会社があることを初めて知りました。これからは、ミツワのソースを買っていきたいと思いました。今日のお好み焼き作りで、いい経験を得ました」

     

    「広島のお好み焼きは初めて作ったのですが、家でも、父が定期的に作ってくれるので、正直また食べるのかと思ったのですが、ソースや作り方が違い、自分で作ったというのもあり、たいへん良かったです」

     

    「広島でお好み焼きを初めて作りましたが、とても楽しかったです。何回か失敗しましたが、皆といっしょに作れておいしいお好み焼きができてよかったです。また作って食べたいです」

     

     

    次は、マツダの宇品工場に移動です。

    2時過ぎに、マツダの巨大な工場内にある「マツダミュージアム」に着きました。

    スタッフの方に、順番に、説明をしていただきました。

    マツダが1920年に創業したこと、マツダの新車「デミオ」がカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことなど、会社説明の後、車の展示とともに、歴史、エンジン、技術、工場の組み立てライン、車の未来について、見学していきました。

     

    組み立てラインでは、一つのラインで、様々な種類の車を組む立てる、多車種混流生産という方法をとっているそうです。

     

    環境技術、安全技術も、自動車のあらゆる部分において、どんどん進化し、常にいろいろな工夫や改善、努力をされていることがわかりました。

     

    今回の校外学習は、かつて広島への原爆投下後、広島は焼け野原となり、復興の道を歩むのですが、
    その険しい道のりを、食の面から支えてきた広島のお好み焼き、それから、産業面で、復興の大きな牽引車の1つとなった自動車産業、
    について学ぶ機会となりました。

    生徒の感想

     

    「マツダも初めて行きました。他のメーカーの工場の組み立てラインを動画で見たことがありましたが、実際に見るのは初めてで、見ることができよかったです。フロントバンパーの99%以上がリサイクルできるのはすごいと思いました」

     

    「古くから車が造られていることを知りました。昔のタイヤが3個しかなくて、今はとても進化していることがわかりました。疲れましたが、よい体験ができたと思います」

     

    「マツダミュージアムでは、自動車の組み立てやマツダの歴史など知ることができました。この校外学習を通して、広島のことを知ることができてよかったです」

     

    「原爆から4か月で車の生産を再開したことに驚きました」

     

    「マツダのミュージアムでは、車のできる工程がすごく新鮮で、感動しました。また見に来たいです。最先端の車はやっぱりすごいです」

     

    「マツダミュージアムでは、車の仕組み、構造など、いろいろ見ることができて楽しかったです。それと、水素自動車のことは、ニュースでしか見たことがなかったので、実物を見ることができて、とてもうれしかったです」

     

    「車にはほとんど興味がない僕でも、マツダデザインに格好よさを感じました。さらに、そのデザインに加え、走りの静かさや、リサイクルにまで力を入れていて、すごいと思いました」

     

    「このような工場を見学するのは、小学生以来で、車というものは、こうして出来上がっていくのだなと感動しました」

     

    「自分の生まれる前から、作ってきた車の知識とか、いろいろ知って、面白かったです。車もかっこよかったです」