大阪府池田市にある「インスタントラーメン発明記念館」に行ってきました(11月8日(月))。両備の最新バス「オリーブ号」に乗り込み、ほぼ予定通りの11時半ごろ現地に到着しました。
平日の月曜日にも関わらず、記念館のスタッフが驚くほど、入館者が多く、お目当てのマイカップヌードル作成体験が100分待ちという混みようでした。
それでもせっかく来たのだから、世界でたった1つ、自分だけのカップ麺を作りたいという一心で、生徒の多くは、長蛇の列に並びました。
1時間以上待ったと思います。ようやく、自分たちの番がやってきました。
オリジナルカップ麺の作成手順は、まず、カップを買い、手を消毒します。
次に、自由にカップをデザインします。
それから、カップに麺をセットしたら、4種類の中から、スープを選びます。
そして、好みの具材をトッピングします。
最後に、ふたをして、包装し、エアパッケージにポンプで空気を入れ、ひもをつけて出来上がりとなりま す。
各自、好きなデザインを書き、中には、一度に三つも作る生徒もいました。並ばなかった生徒は、館内 の展示や映像を見たり、昼食に、カップ麺を食べたりしました。
今回の目的の1つは、戦後の貧しい時代に、食べるものがなく飢えに苦しむ人々の姿を見て、「食こそが、人間が生きていく上で、いちばん大切なものである」と確信し、今から半世紀前に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明し、その後も世界初のカップ麺「カップヌードル」を発明するなど、世界の食文化に革新をもたらした日清食品の創業者である安藤百福氏の足跡を辿ることでした。
インスタントラーメン発明記念館設立趣旨には、「研究や発明は立派な設備がなくてもできる。なぜなら、知恵は頭の中にあるからで、時間をかければいいというものではないこと、人は苦境に立たされると思いがけない力を発揮するもので、安藤百福氏が失意の底から立ち上がり、48歳で事業を起こしたことから、人生に遅すぎるということはない…」といったことなどが書かれてありました。
明石海峡大橋には、午後3時半ごろ到着しました。
この橋は、兵庫県神戸市垂水区の舞子と、淡路島の間の明石海峡に架かる世界最長のつり橋です。
神戸側の橋桁内に、舞子海上プロムナードという遊歩道、展望台が設けられています。
まず、橋台(アンカーレイジ)内のエレベータで海面からの高さ47mへ上がり、そこから海側約150mまで行きました。途中、床が透明になっている部分もあり、直接海面を望むことができました。
風がとてもつよかったのですが、素晴らしい景色を堪能することができました。
「今日は楽しかった。ラーメン記念館には、また機会があれば行きたい」「明石海峡大橋から、海も海岸線も眺めることができて、思い出になった」「自分も安藤百福さんのように頑張って成功したい」と語っている生徒がいました。