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体験学習 記事

庭園日本一 足立美術館 鑑賞

5月13日(土)、
個別学習コースの校外学習でした。
保護者もいっしょです。

 

行先は、島根県安来(やすぎ)市にある「足立美術館」

 

ここは、日本一、
いや、世界一の日本庭園で有名な美術館です。

 

平日でも、世界中から、お客さんが来ているそうです。

 

朝、岡山駅西口を貸切バス(下電観光バス)で出発

 

バスガイドさんの案内を聞きながら
うとうと...

 
「きょうはあいにく大山が見えません」
と聞こえてきて、
いつのまにか
美術館のある、島根県安来市です。

 

11時ごろ、足立美術館に到着

 

みんなで記念写真

 

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ここが入口

 

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さあ、見学開始です。

 

つい勢いで、みんな進んで行くので、
「待って待って、もっとゆっくり、立ち止まって見てほしいんだけど」
と言ってしまいました。

 

だって、ここは、あの足立美術館なのだから。

 

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庭園を、一枚の絵として

 

苔庭

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ここの日本庭園がどんなに美しく素晴らしいか
ことばではなかなか伝えられないのですが
有名な日本庭園の専門誌で14年連続1位に選ばれているのです。

 

窓は額縁(がくぶち)

 
今最高と評価される日本庭園を
絵として鑑賞するために
庭の中を歩くのではなく
窓を通して眺めます。

 

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庭のメイン「枯山水庭」と借景(しゃっけい)

 

ここの特徴は

自然の山々の姿を借り

庭の一部として取り込んで

広大な風景に仕上げているところです。

 

足立美術館では、遠くの山々まで

維持管理しているそうです。

 

電線などが立たないよう、背景となる山々を購入していたり

 

所有していない山であっても、庭師さんが手入れに行くのだそうです。

 

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7人のプロフェッショナルたち

 

ここには庭師さんが7人いて
庭園のほんのわずかな変化も(ミミズ一匹も)
見逃さないのだそうです。

 

実際
手前から、遙か遠くまで
細かく手入れされているのがわかります。

遠くの山の木々が、肉眼でも、違うのがわかります。

 

じっと眺めながら

 
庭師さんは画家で

美しく壮大な日本画を描いているのだと思いました。、

 

完璧すぎると感じる人もいるようですが、

 

私は

感動しました。

 

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館内には、立派なカフェや茶室が、いくつかありました。

 

こちらは枯山水庭が眺められるカフェ

 

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ゆったりとしたソファーに座り、
広い大きな窓から、
最高の庭園を眺めながら、
コーヒーが味わえます(これがまた庭に負けないくらいおいしい)。

 

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最高の額縁

 

枯山水庭も、額縁を通して観ると、こんな感じです。
やはりイチオシはこれでしょうか。

 

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池庭

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生の掛軸

 

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こちらは、創設者の足立全康さんが、壁をくり抜いて造ったという「生の掛軸」

 

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日本画の世界の現実化 「白砂青松庭」

 

横山大観の「白砂青松」を
イメージして造られているそうです。

 

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庭師さんは、声をかけられるのを楽しみにしている

と聞いていたので、

出会えたら、話しかけてみたい

と思っていたのですが

 

「白砂青松庭」を見ているとき
左手の奥の方を

青っぽい作業着を着た人が、歩いて行くのが見えました。
「あっ、庭師さんだ」と思い

カメラを取り出したときには
もう木立の中に消えていました。

 

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鑑賞しきれないほどの美術作品

 

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ここには、横山大観の絵画を始め、偉大な画家、作家の素晴らしい美術作品が、
あまりにもたくさんあって、とても鑑賞しきれません。

 

当然「撮影禁止」です。

 
もっと時間をかけてじっくり観てみたいと思う作品が

ほんとにたくさんありました。

 
1週間ほど滞在してじっくり観てみたい、
スケッチも楽しめたらと思いました。

 

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ミュージアムショップ

 

美術館らしい質感の高い品物が多かったと思います。

 

種類も多く

 

見るだけでも楽しくなります。

 

 

これは飴ですが、
「地釜で丁寧にコトコト炊き上げ、
素材を最大限に生かした手作りの」
と書いてありましたが、

 
なめてみて、『あっ、いい飴だ』と思いました。

 

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こんなお茶もありました。

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足立美術館

 

-胸を打つ芸術作品と、至上の日本庭園とが融合する美術館-

 

足立美術館の本館には、横山大観をはじめ、上村松縁、川端龍子などの近代日本画、河井寛次郎北大路魯山人の陶芸、武井武雄、林義雄らの童画、など、数多くの芸術作品が展示されている。

 

また、新館には、平山郁夫西田俊英宮北千織村岡貴美男ら の代表作等、現代日本画の粋が集められ、

ここだけでも、訪れる価値がある。 

 

しかし、この美術館が特別なのは、庭も美術品としているところだ。

庭園の中を歩かず、額縁に見立てた窓や館内から鑑賞する。

 

元々、絵画鑑賞の導入として造られた日本庭園だが、

「庭も絵画である」という思想のもと、

庭師をはじめ美術館スタッフの努力により、

アメリカの権威ある庭園専門誌でランキング14年連続1位に選ばれている。

 

フランスのミシュラングリーンガイドも、

最高ランクの★3つの評価をしています。

 

人々は、ここに来て、自然美に心が癒やされると同時に、芸術美の感動が味わえるのだ。

 

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バスで移動

 

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水木しげるロードで昼食

 

昼ごはんに食べたものを聞いてみました。

 

一番多かったのが、海鮮系の丼で、
「まぐろ丼」、「しょうゆラーメンとまぐろ丼」、
「かに天丼」、「かにの三種盛り丼」、
「うにイクラ丼」、「海鮮丼」など、

 
3組以上の方が、寿司で、
「のどぐろのにぎり」「えんがわのにぎり」など、にぎり寿司、

 
洋食は
「オムライス」、「和風ハンバーグ」
でした。

 

いずれも「ほんとにおいしかった!」と口々に言われてました(そりゃそうでしょう!)。

 

苺氷、鬼太郎やねずみ男のパン(意外にうまい!)など、デザートも人気でした。

 

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『心が癒やされた!』

 

生徒の感想 抜粋

 

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(^o^) 庭がすごかった。

いつもの生活では使わないような感性が

庭や絵を見ることで

出てきたような気がした

 

(^o^) 絵も庭も全部大きくて広かった。
壺は意外とカラフルでかわいかった。
抹茶を飲んだ。
すごく苦かったけど、一緒にお菓子を食べたら美味しかった。
癒された。

 

(^o^) 自分の感性を見直すことができた。
特に庭園は美しいだけでなく

職人的な要素を隅々まで感じることができ

美術や芸術の奥深さを知ることができた。

 

(^o^) 色の表現が人それぞれで

立体感や表情やぼかしなどがきれいだった。

一色で描かれているのに

すべてを表現できている作品に感動した。
庭園は汚れ一つなく

緑のバランスもよく

滝もきれいで思い出になった。

 

(^o^) 印象に残った庭園は『白砂青砂庭』です。

 
椅子に座って眺めていると

何時間でも其処にいられるくらい心が癒されました。

 
印象に残った絵画は、横山大観の『海上日出』です。

 
ありえない程の強く光る太陽と荒波に圧倒されました。

 

(^o^)圧倒されました。

枯山水庭や、生の額絵は、絶景で、季節ごとに訪れてみたいとも思いました。

毎年日本一の評価がされる日本庭園だけあって

恐ろしく隅々まで手入れされ、見事な庭園でした。

 

(^o^) 庭がすごくきれいで本当にびっくりしました。
ずっとその場にいたいと思うほど美しくて

つい見とれてしまいました。

 
また、展示されている絵画もすごく美しかったです。
夜の桜の絵画(『夜桜』横山大観)が美しくてすごく心に残っています。
また、違う季節に来て

四季折々の庭園の姿を見たいなと思いました。

 

(^o^) テレビで見た庭園が

とても綺麗でいいなと思いました。

絵は、『煉獄の門』が印象に残りました。

最後に喫茶室翆で、抹茶ラテを頼んだのですが
あまり好みではなく、母の頼んだコーヒーと交換しました。

 

(^o^) ここに来たのは初めてだったので

庭を目にしたときは本当に感動した。

 
写真もきれいだったが

やはり実際に見た方が、色や雰囲気がよく伝わってきた。

 
あいにくと曇りだったが

それでもとても素晴らしく、落ち着いた。

 
もし機会があれば

晴れの日や雨の日

秋景色や冬景色など

色々な姿を見に行ってみたい。

 

(^o^) 庭の所の窓ガラスがとてもきれいで
ガラスがないような解放感があったり

 
逆に、額のような枠の所は
ちゃんと絵のように見えて、すごいと思いました。

 

絵は

『眠り』という作品が

黄色や赤などの色で描かれていて
花とかの絵だと思って見たら

海の生物が描かれていたり
イソギンチャクなどが描かれていたり

海の絵だったので

すごいこと考えるなあ…と思いました。

 
写真で見た冬の庭がきれいだったのでまた冬に見に来たいです。

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保護者の感想 抜粋

 

(^_^) 庭がとても素晴らしく感動しました。
季節を変え何度でも来てきたいと思います。

 
絵画もかわいらしい作品から幻想的な作品までいろいろ楽しむことができました。

 
次に来るときは喫茶室でコーヒーを飲みながらゆっくり庭を眺めたいと思います。

 

 

(^_^) 心に余裕もなく日々を過ごしているので、すごく良かったです。

 
時の流れが少しだけゆっくりになったような

のんびりとした時間が過ごせてとても楽しかったです。

 
芸術にはあまり興味がないのですが
これ、キレイ、これ素敵だなと思いながら見ることができました。

 

 

(^_^) 『額から見る庭園』は初めてで
『庭を絵のように見る』のは、足立美術館ならではで

 
反射しないガラスもありがたく

たくさん写真が撮れました。

 
童画コーナーの林義雄さんや、鈴木寿雄さんの作品がどれもかわいくて良かったです。

 
親子の良い時間でした。

 

 

(^_^) 楽しみにしていました。

 
どの場所からでも「一枚の壮観な風景画」で

幾度となく足を止めて風景に魅入ってしまいました。

 
場所により趣の違う庭園の美しさを楽しむことができました。

 

この素晴らしい庭を

いつまでも守り続けている庭師の尽力にも感服しました。

 

足立美術館は大観美術館とも言われるだけあって

横山大観や上村松園の日本画も素晴らしかったです。
北大路魯山人の陶器も見応えがありました。

 

 
素晴らしい美術館に触れて、心がリフレッシュできました。

 

(^_^) 借景の手法を用いた枯山水庭はその雄大さに驚きました。

 
様々な庭を眺めていると、心が洗われるようです。

 
これだけの日本画を見たのは初めてでしたが
いろいろな描き方があって、改めてその良さを感じることができました。

 
個人的には魯山人の作品が観られたのも嬉しかったです。

 

 

(^_^) 以前テレビで足立美術館の庭師の方々を見たことがあり
とても楽しみに来させていただきました。

 
どこを見ても手を抜かず非の打ち所がない景色でした。

 
息子と一緒にお抹茶をいただき

日頃の慌ただしさを忘れ
ゆっくりとした時間を過ごせました。
また家族と来てみたいと思いました。

 

 

(^_^) ただただ庭園を眺めているだけで
心満たされるような感じになりました。

 
普段の生活で

目にすることのない絵画や美術品を近くで見られたことは、大変よかったです。

 

 

(^_^) 改めて日本庭園の素晴らしさを体感しました。

 
新館の絵画も素敵で

 

日常では味わえない

ゆったりと充実した時間を過ごせました。

 
美しい庭や絵画に親子で向かい

お互いの感想を話し合う時間は

大変貴重で楽しい時間となりました。

 

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