日本初の世界文化遺産である「国宝姫路城]の保存修理が45年ぶりに行われています。今一般公開されている現場、伝統的な工法による修理を、説明を受けながら見学し、学習しました。
大手門からも見えた通り、天守閣は素屋根ですっぽりと覆われていました。1階からエレベーターで8階に上がりました。大きな窓からは、姫路市内周辺が一望できます。振り向くと、最上階の大屋根が間近に見え、不思議な感じがしました。屋根修理の見学を終えると、7階に下りました。ここでは、壁面修理の模様が見学できます。姫路城の漆喰壁の特徴について、ガイドさんから説明を受けながら、見て回りました。
ちょうどお昼時で、職人の方の姿はあまり見かけませんでしたが、匠の技が必要とされる工事であることは、誰もが想像できました。
ガイドさんの、「今、復元をやっているんです。復元とは、寸法を正確に取り、当時の方法で元通りにすることなんです」という言葉が印象的でした。