10月19日(水)、体育の授業でカーリングを行いました。
場所は、新装改築され、生まれ変わったばかりの「岡山国際スケートリンク」
ここには、中国・四国地方初のカーリング専用リンクがあります。オリンピックで、チーム青森などの活躍で話題となり、それが岡山でできるようになったのですから、皆、興味津々で授業の臨みました。
教えてくださったのは、日本カーリング協会理事の長谷川先生です。 まず、会議室で、カーリングの歴史や文化、日本での輪の広がりから話が始まり、道具について、ルールについて、試合の駆け引きについて、説明がありました。
カーリングという名称は、ストーンが氷の上で女性の髪のように回転するので、カーリングと名づけられたと言われているそうです。15世紀スコットランドから始まったカーリングは「とても紳士的なスポーツで、反則のような注意をすることのないスポーツです」という言葉が印象的でした。
日本での競技人口は約1万人、選手登録は2700名、加盟団体は22都道府県ということで、岡山では、まだまだやる人が少なく、長谷川先生が普及に努めているとのことでした。今なら、岡山県代表になれるチャンスもあるそうです。
カーリングに必要なものはストーン、シューズ、ブラシで、アイススケートのようにこけそうになることは少なく、点の数え方は、ハウス(円)の中で、中心に近いほうが勝ちとなり、その中にある勝ったチームのストーンの数が得点となります。また、後攻のほうが有利ということです。
競技場に移動し、さらに二人のスタッフの方も指導に加わって、準備体操の後、リンクでの体の動かし方、フォーム、ストーンの投げ方、ブラシのかけ方など長時間にわたって、練習しました。最後に、2チームに分かれて、ゲームをしましたが、初めと終わりは、必ず礼をして握手をするのが決まりです。
初めは寒かったのですが、生徒たちは、だんだんと、カーリングに熱中していきました。