岡山理科大学で化学の実験授業を行いました。担当は、化学科の准教授 山田真路先生です。先生は、遺伝子、DNAの研究をされています。
始めに、先生から、大学がどんなところか、何をするところなのか、説明がありました。理大の化学科からは、会社(化学、医薬、金属、食品、環境分析等の関係)、大学院への進学、教員、公務員等に就職していくとのことでした。
数千万の機器が置かれた研究室の見学のあと、2つの実験を行いました。
まず、木からとったゴムの液体からカラフルなスーパーボールを作る実験です。先生がお手本を示した後、今度は生徒が、大学院生の方々の補助のもと、実験を行いました。
次に行ったのが、海藻から人工イクラを作る実験です。人工イクラは昆布のぬめっとしたところアルギン酸と塩化カルシウムで作ります。
先生「みなさんは、人工のイクラと本物のイクラと見分け方を知っていますか?」
答えは、イクラの粒を熱いお茶に入れて真っ白になったら本物、真っ赤な粒のままだったら人工イクラということでした。
生徒は、化学のおもしろさを体験し、スーパーボールと人工イクラをお土産に持って帰りました。