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平和学習

 広島で平和学習を行うために、広島市の並木学院高校を訪れました。平和公園へも歩いて行ける距離にあります。また、今回は親子学習ということで、多くの保護者の方の参加がありました。

 はじめに、並木学院高校の山岡校長より、ご自身の被爆体験をもとにした、原爆の恐ろしさ、悲惨さについての貴重な話を聞くことができました。

 昼食の後、並木学院高校の高間先生と、藤井先生の案内で、広島平和記念公園を見学しました。

 先生の説明を聞きながら、原爆投下によりその爆風で一瞬にして大破した「原爆ドーム」、幼くして被爆し千羽鶴を折り続けた禎子さんの「原爆の子の像」と見てまわり、犠牲者を慰め、核兵器を廃絶し、世界の恒久平和のために建立された「平和の灯」では、全員で黙祷を捧げました。

 そして、平和記念資料館では、展示を見たり、先生の指導を受けながら、この日のレポートを仕上げていきました。今回は、保護者にもレポートを書いてもらいました。

 各自の感想は、

「たった60年前のことなのに、ここで起こったことが信じられない。このようなことは二度とあってはいけない。」(生徒)

「原爆投下の恐ろしい事実や戦争の事実はこの後何世代にもわたって語り継いでいかなければならないと思う。」(生徒)

「何度来ても胸が痛くなる。私たちが未来へと戦争の痛みを伝えていけるようにしたい」(生徒)

「自分たちは今好きなときに水を飲むことができるが、原爆でのどが焼けるほどカラカラになり水を飲めずに死んでいった人を考えると、今こうして生きていることにありがたみを持たないといけないと思った。」(生徒)

「一度子供達に戦争の悲惨さや過去実際に起きた現実を伝えたかった。」(保護者)

「本校での校長の話はたいへん心に響いた。」(保護者)

「自分たちが平和の中で幸せに日々生活できることの大切さを改めて実感した。」(保護者)

「小学生の時、恐ろしさと悲しさで二度と来たくない場所となり今日を迎えた。本日再び見学し、核のない世界、平和な世界を強く願った。平和の灯の周りの池の意味がわかってよかった」(保護者)

尚、昼食は、お好み村で、本場の広島焼きにみんなで舌鼓を打ち、生きている喜び、水のおいしさを、実感しました。